よもぎ納豆作り ~学び続ける姿勢で暮らす~

自然・暮らし

どうも。しゅんすけです。
今回は「よもぎ納豆」作りについてです。(^^)

自家製納豆をやり始めて気がつけば1年が過ぎました・・・。
始める時は「納豆って作れんの?」状態だったのに、試行錯誤の末、納豆は買うものから作るものに変化していきました。

そんな自分自身の変化にも日々楽しませてもらっています。笑

さて!
そんな感じで安定してきた納豆作りですが、もう一段階上に引き上げようと思います!
というのも・・・。

自家製納豆といっても、種となる納豆菌は必要なわけで・・・。
今回はいよいよ、その菌も調達することにしました。

個人的にも面白い体験だったので、ぜひご覧ください。(^^)

よもぎで納豆?

はい。
ということで「よもぎ納豆」についてです。

「よもぎ納豆って何?」
脳内でそんな疑問が浮かんだあなた!

ぼくと一緒ですね。笑

簡単に説明させてもらいます。

そもそも、納豆とは茹でたり蒸したりした大豆に納豆菌を繁殖させて作るわけなんですが。
よく、稲わらとかでくるんで作ってるの見たことありませんか?

あれって、稲わらに付いている枯草菌に働いてもらって発酵させているんです。

で、この枯草菌っていうのはそこら中にいる菌らしく。(そして強い!)

よもぎにも付着しているわけなんです。

なので、市販の納豆の代わりによもぎを入れてあげても納豆が出来上がるというわけです!

※正確には、市販の納豆で使われている納豆菌と、よもぎとかに付着している枯草菌は違うらしいんですが、その辺の詳しいことはよくわからないのでスルーしています。笑
(納豆菌は枯草菌の一種らしいです・・・。)

よもぎ納豆の作り方

そんなこんなで、よもぎ納豆について理解できたら、早速作り方です!
簡単な作り方はこんな感じ。

材料
・乾燥大豆(作りたいだけ)
・よもぎ(適量)

※今回は300gくらいの大豆に20㎝くらいのよもぎ4本くらいで作りました。

作り方
・大豆を1日浸水させる
・大豆を1時間蒸す
・よもぎを熱湯で5分くらい茹でる(消毒)
・蒸しあがった大豆によもぎを混ぜる
・40℃くらいキープしつつ1日発酵させる
・冷蔵庫で1日熟成させる

※枯草菌は強いので熱湯で消毒しても死なないそうです。

はい。こんな感じで作りました。
あんまり変わりませんが、もうちょっと詳しく知りたい人はこちらでご確認ください。

作る時の手間は、市販の納豆を使うのとそんなに変わらないかな?
市販の納豆や、納豆菌を使って、納豆を作ったことがある人にとっては、それほどハードルの高い作業でもないんじゃないか?と思います。(^^)

で!
出来栄えですよね?
結局は。笑

これが
なかなか上手くいったんです!

最初は「粘りが甘いかなー?」なんて思っていたんですが、根気強く発酵させて、しっかり熟成させてみると、まあまあな粘りを出してくれました。(^^)

改善点としては、よもぎの量と、発酵させる時の温度管理。温度管理は、よもぎを使う使わないに限らず大事な点ではあるんですが、夏に近づいてきたことで、そのへんがちょっと適当になってましたね・・・。

基本は40℃くらいをキープさせるのが大事です。
もし、納豆を手作りしたい人は覚えておいてもいいかもしれません。

そんなこんなで完成した納豆ですが、若干硬めだったものの、しっかり納豆になっていました!
妻曰く、よもぎの香りが強いとのことでしたが、味覚音痴かつ、鼻づまりしているぼくには、そこまでの味の違いは正直わかりませんでした。笑

学び続ける姿勢

全然納豆感が伝わらない。笑

はい。
ということで、初めての「よもぎ納豆作り」についてでした。(^^)

いやー。面白い体験でした。笑

以前から、野草で納豆が作れるってことは知っていたんです。
でも、なかなか実行するまでに至れなかったんで、やっと実現できてうれしかったです。

こういうことって結構あると思います。
やりたいな、興味はあるけど・・・。

そんな状態がずっと続いていることって。

特に、ちょっと進んだ時って、それ以上前に進めなくなる時ありませんか?
少しできたところで満足するみたいな感じです。

でも、そこからもう一歩進んだところに面白味が隠れてたりするんですよね。笑

有名な認知バイアスに「ダニングクルーガー効果」というのがあります。

簡単に言うと、知識が浅い人の方が、その道についての自信があるってやつです。
ちょっとかじると、全てにおいて分かった気になってしまうって感じですかね?

今回の納豆の件で言えば、作れるようになっただけで、納豆づくりについては全てわかったような気になってしまうってとこでしょうか。

でもそこは謙虚になって。
学び続ける姿勢を崩さなければ、今回みたいな面白体験ができるんです。(^^)

これって、実はぼくの教育に関する考え方の基盤になっていて。

「学び続ける教師」

こういう教育者になりたいと思っているんです。
どんなに良い教育、指導法、関わり方を見つけたと思っても、その方法は、その時、その対象に対して良いものだっただけで、いつでもどこでも効果を発揮するものではありません。

しかも、現代は変化の激しい世の中です。
ぼくが子どもの頃は携帯電話を持っている人はごくわずかでした。

でも今は、持っていない人の方が少数ですよね。

それくらい時代は変わっているんです。

そんな時代を生き抜くために必要なのが、学び続ける姿勢だと思っています。

では、今回は以上です。

PS,
今後も色々な野草で納豆を作りたいと思います。
別の野草を使ったらまた報告しますね。(^^)

(しゅんすけ)