どうも、しゅんすけです。
昨日、娘がめずらしく発熱しました。産まれた時から今まで、片手で数えられるくらいしか体調不良になったことがないので、本当に「めずらしく」です。そんな時我が家では、自然治癒力を高めつつ、できるだけ自分の力で治せるようにサポートしていきます。今回は梅醤番茶についてです。
梅醤番茶について
梅醤番茶とは、梅干し、醤油、生姜を混ぜた「梅醤」に三年番茶を混ぜて飲むお茶です。昔ながらの食養手当て(民間療法)で胃腸などの内臓の強化や冷え対策、風邪の引き始めの免疫力を高めるなどの効果があります。
我が家ではこの「梅醤」を手作りし、瓶に詰めているので「ん?ちょっと体調おかしいな」という時に、スプーン一杯を番茶に溶かして飲むことにしています。(主に夫)
作り方はとっても簡単です。
材料
・梅干し(中サイズ) 20個
・醤油 70cc
・生姜 大さじ1杯
※通常生姜は、絞り汁を使うらしいですが、うちでは、すりおろしてそのまま入れています。
・三年番茶 適量(飲むときに飲む量だけ)
作り方
①梅干しの種をとり、ミキサーでなめらかにする
②醤油とすりおろした生姜を加え、再度ミキサーにかける
③三年番茶にスプーン1杯程度の梅醤を溶かす
事前に梅醤だけでも手作りしておけば、体調不良の時に焦らずにすみます。
薬では治らない、結局治すのは自分の体
こうやって梅醤番茶について偉そうに説明していると、何年も飲み続けてきた人っぽいですが、実はぼく自身も飲み始めたのは最近です。
なぜ飲み始めたかと言うと、足るを知る暮らしの中で「薬」という物に少し疑問を感じたからです。以前は、頭が痛くなればバファリンを飲んでいましたし、お腹が痛くなれば正露丸。発熱したら病院に行く。など、なんの疑問もなく薬のお世話になっていました。
でも、薬は体調不良の原因を直接治すわけではありません。基本的には症状を緩和させる対症療法だということを知ってからは、どうすれば自分の力で体調を整えることができるかを考えています。
そもそも発熱は、体内に入ってきたウイルスなどの敵を退治するために、自分の体が起こしている現象であって、ウイルスが熱を高めているわけではないはずです。
なので、熱が上がることは体にとって自然なことなのに、それを薬でむりやり抑え込んでしまうと、治りが遅くなったり、本来の自然治癒力が弱まったりすることにもなりかねません。
結局治すのは自分。こんな当たり前のことに気がつくことができたのも、足るを知る暮らしを始めたからです。
自然治癒力が弱まらないように暮らす
とはいえ、高熱が続き水分も取れない状況は危険ですし、耐え難い腹痛や頭痛で夜も眠れないなんてことになったら大変です。ここでぼくが言いたいのは「薬は飲まないほうがいい!」という極端な話ではなく「自分や家族の体にもっと目を向けましょう」ということです。
「自分や家族の体はいつも見ている」という人は「観てみる」や「診てみる」の方がしっくりくるかもしれません。
毎日を丁寧に暮らし、自分の体についての理解を深めていると、体調がいつもと違うことにいち早く気がつくことができますし、病院に行った方が良いのか、家でできることはないのか。そんなことを自分の頭で考えることができるようになります。
当然、ぼくは医者ではありませんが、以前読んだ本に「お母さんは家庭のお医者さん」という言葉がありました。(お父さんは医者じゃないのか)
なんでも自分たちで判断することはできませんが、病院に行く前にできることはないか。少しでも考える習慣があると日々の暮らしも変わってきます。
なので、暴飲暴食をしない、体を冷やし過ぎない、規則正しい生活リズムと安心安全な食生活など、自分ができることで自然治癒力を高めていくことが大切だと考えています。
(しゅんすけ)