どうも。しゅんすけです。
先日、鳥海山に登ってきました。(^^)
紅葉が見ごろで、良い感じの登山でしたね。
当日は1歳の息子と4歳の娘を含めた家族4人。
初めての家族登山を通して感じた「子どものやりきる力」と「親の関わり方」について考えました。
どうぞご覧ください。
初めての鳥海山登山
はい。
ということで鳥海山です。(^^)
山形県と秋田県にまたがる標高2,236mの活火山で、日本百名山のひとつです。
以前から「鳥海山登りたい!」と娘に言われていたんですが、子どもの体力も考えて(親の体力も・・・)「いつか行こうねー」なんて言ってはぐらかしていました・・・。笑
しかし!
今回、遂に登ってきました。
娘は靴を新調し、息子は久しぶりのおんぶ。
万全の準備で臨みましたよ!
当日は、ちょっと寒かったですが雲も少なく登山日和。
妻がお弁当におにぎり、行動食にパンケーキを作ってくれたので、それらを楽しみに登ります。
登り始めは、ちょっと暑いくらいで軽快に歩き続けます。
周りの景色を楽しみながらゆっくり着実に―――。
紅葉が見ごろでしたね。(^^)
ただ、登山したことある人ならわかると思うんですが、登山って最初がきついんです・・・。
「え、これで序盤?最後まで歩ける気がしないんだが・・・。」
そんな風に感じたのは、ぼくだけじゃないはず。
・・・と思ったのに。
4歳の娘は楽しそうでしたねー。笑
時々走ったりなんかして。
景色だけじゃなく、落ちてる葉っぱや、地面のバッタなんかにも気をかけながら登る娘に頼もしさすら感じました。
まあ、そんな感じで辛い序盤を抜けてからはゆっくり、まったり、マイペースで進みました。(^^)
気持ちよかったですねー。
防寒対策をしっかりしていったこともありましたが、寒くもなく、暑すぎることもなく。
普段家に籠りがちなぼくにもいい運動でした。
何かに没頭するって、頭のリフレッシュにもいいそうです。
ちょっと脱線しますが、社内にジムみたいな運動スペースを設ける企業も増えてきてるんだとか。
仕事の生産性をアップさせる効果が期待されているからこそ、そんなアイディアも出てくるんですね。
はい。
という感じで登り続け、気がつけば最初の目的地「賽の河原」に到着!
お昼ご飯も食べて、時刻は12時45分。
ここまでくるのにかかった時間は2時間45分。
娘の体力も考えて提案します。
「ここで引き返そうか?」
自分で決めた目標
そしたら、娘から返ってきた回答は
「てっぺんまで行く!」
でした。
娘の言う「てっぺん」とは、鳥海山の7合目、御浜、鳥海湖が見えるところです。
大人の足で40~50分。
帰りの時間を考えたら、そろそろ引き返した方がいいかもと感じての提案でした。
しかし、娘はそこまで行きたいと。
普段、何かを最後まで頑張らせることが少ないので、ここは娘の意見を尊重したいと思いました。
「じゃあ、14時になったら、その時は引き返そう」
そういう約束をして、行けるところまで行くことにした我が家。
娘もやる気になって、登り始めました。
そして、13時45分。
「てっぺん」御浜に無事到着!
やりきりました!
途中で駄々をこねることもなく、自分の決めた目標地点まで到着したことは本当にすごい・・・。
やればできるもんですね。笑
正直、途中であきらめるか、タイムアップするだろうと思っていた親としては、いい意味で裏切られた感じです。
そんな感じで、我が家の登山は幕を閉じました。(^^)
自分で決める意味
で、そんな登山を通して感じたことがありました。
それは「自分で決めるというのは、それだけで意味がある」ということです。
小さい子ども、特に我が子のこととなると、親が色々と口を出してしまいがちです。
親の方が色々と経験豊富だし、失敗しない選択をよく知っているからです。
だから「こっちの方がいいよ」とか「こっちの道にしておきなさい」とか言っちゃうんだと思います。
でも、子どもにとっては全部「初めて」なんですよね。
当たり前ですが。
だから、子どもが自分で決める瞬間を奪っちゃいけないと思っています。
自分で決めた結果、上手くいかなかったり、欲しいものが手に入らなかったり。
色々あると思いますが、それはそれでいいんじゃないでしょうか。
「自分で決める」ことに価値があるんです。
自分で決めた結果、失敗することに意味があるんだと思うんです。
逆に親が決めた道で失敗したら、親のせいにしちゃうんだと思います。
自分で決めたんなら、成功も失敗も全部自分の手柄or原因です。
そんな「自分で決める」経験を何度も積み重ねていくことができれば、人生に夢中になる、自分で自分のしたいことがわかる人になるのかなーなんて考えました。(^^)
はい!
では、今回は登山から考えた「子どもが自分で決めること」の話でした。
以上です。
PS.
鳥海山に登った翌日には、初雪が降ったようです。
いよいよ冬の足音が聞こえてきましたねー。
ぎりぎり登れてよかったー。笑
(しゅんすけ)