どうも、やよいです。
紅葉が楽しめる季節になりました。
鳥海山の紅葉は、麓から見ても分かるほどです。
先日ふと「紅葉は、あっという間に終わっちゃうなぁ。」と思ったんですが、春の桜も同じですね。
自然が見せてくれる姿はその時だけの特別なものも多く、一瞬。
今だけの季節の変化を、この目で楽しみたいと思っています。
今日はそんな「自然な色」について、私が思っていることを書きました。
このブログをきっかけに身近な色に目を向け、その不思議さを一緒に面白がることができたら嬉しいです。
自然な色とは
私たちは日々カラフルなものから淡い色まで、様々な「色」に囲まれ暮らしています。
自然に目を向けてみても「色」が沢山ありますよね。
たまに「これ、自然が作り出したの?!」と驚くような色との出会いもあり、感動します。
赤い木の実は、目立つことで鳥に見つけてもらいやすくするんだそうです。
種子を鳥に運んでもらうために。
自然の生きていくための工夫や知恵はすごいです。
人が決めた「〇〇色」という名前だけでは表現できない独特な色合いを、自然が作り出しています。
物足りなさを感じる?
以前草木染めをした時に淡い色の仕上がりとなったのですが、その時に私が少し感じた「物足りなさ」のようなものがなんだか心にひっかかっていました。
それで、なんでそんなことを感じたのか疑問でした。
「私はインパクトのある濃い色を期待していたのか?」と。
色の好みはあると思いますが、刺激の強い色を見慣れているとそれ以外のものがもつ「味わい」や「素朴さ」に気がつけないことがあります。
きっと自分は刺激の強い色に慣れていて、草木染めのもつ淡い色合いに良さを感じることができなかったんじゃないかと思っています。
濃い味に慣れていると、素材本来の味になんだか物足りなさを感じる感覚に近いです。
(例えるなら、チョコレートに慣れていて果物の甘さに物足りなさを感じるような。)
これって「味」にも言えることではないでしょうか。
以前夫が書いた「発酵あんこ」の記事でも味覚について書いていますので、興味のある方は見てください。
自分の目で見る
今はネットで調べれば景色も写真で見て楽しむことができますが、実際にその場へ足を運び見たからこそ感じられる「色」があるように思います。
山に登ったり特別なことをしなくても、普段歩いている道端に咲く草花を見るだけでも発見があります。
歩きながら沢山立ち止まる子どもは、自分の興味や発見に夢中です。
自分の目で見たことや感じたことを言葉にして表現しなくても、ただその姿を不思議がったり見つめたりで十分。
急いでいると足元を見ないことも多いですが、ちょっと目線を変えてみると健気に咲く植物から何かを感じるかもしれません。
では~。
(やよい)