どうも。しゅんすけです
さて、2023年もいよいよラストスパートです。
我が家では、お正月に歳神様を迎えるために、しめ縄を作りました。(^^)
使ったのはバケツ稲で育てた稲わら。
自分で育てたので、大きさもバラバラでしたが、自分で育てた稲を使ってしめ縄を作るという満足感に浸りながら楽しく作業です。
来年もいい年になるように娘と一緒に作ったので、どうぞご覧ください。
お正月に飾るしめ縄
そもそも、しめ縄って何?
何のために飾るの?と言う人のために簡単な解説です。
まず、お正月飾りは、歳神様を祀るためのもので、穀物神とも呼ばれるこの神様に、一年の豊作を祈念して行うものです。
そして、その中のしめ縄は、神様が住む世界(常世)とぼくたちが住む世界(現世)を隔てる境界線の役割と、歳神様を迎えていることを示すために飾るものだそうです。
なので、しめ縄をはじめとしたお正月飾りを飾ることで、一年の豊作を願い、邪悪なものから身を守ってくれることになります。(^^)
かなり簡単にまとめちゃいましたが・・・。
ということで、我が家でも歳神様に来年の野菜作り等々が上手くいくように、願いを込めてしめ縄を作りました!
ちなみに、いつ飾るのか?っていうのは、地域によって若干ズレはあるものの、12月13日のお正月事始めからというのが一般的です。
そして、片づけるのは1月7日だそうです。
調べると色々な決まりや理由があって面白いですね―――。
あと、29日は(二重苦)という語呂から、その日から飾ることはしない方がいいのと、31日も一夜飾りとなってしまってよくないとされています。
しめ縄を作ってみて
はい。ということで、我が家のしめ縄作りです。
使ったのは、バケツ稲でとれた稲わら。
大きさもバラバラでしたが、自分で育てた稲わらを使いたかったので満足です。
簡単な作り方はこんな感じです。
・まず、脱穀も終わった稲わらの向きを揃えて、3つの束にします。
・それぞれ水で軽く濡らしたあと、娘に踏んでもらいわら自体を柔らかくしていきます。
・次に、3つの束を残したまま、先端を輪ゴムでとめます。
・2つの束を右回りにねじり、ねじった束を今度は左ねじりで巻き上げていきます。
・その後、残った1束も右まわりにねじり、左ねじりで既にねじった束に巻き上げていきます。
・端を輪ゴムなどでとめて、輪にしたら完成
文章にすると複雑っぽいですが、やってみると簡単です。
やるとコツをつかんで、どんどん上達していくので面白かったですね。笑
今回は稲わらを使いましたが、クラフトテープなんかで作っている人もいましたので、今の時代、色々なしめ縄を作ってみるのも良いかもしれません。(^^)
文化を楽しむ
ということで、我が家も無事にしめ縄を作ることができましたので、来年の畑は豊作となることを祈っています。(^^)
今年も色々とチャレンジしたわけですが、来年は自然栽培(最近はリジェネラティブという言葉をよく使いますが)で自分たちの野菜を自給できるように、チャレンジしてみようかと思っています。
借りてる畑はあるんですが、できれば自分たちで自由にできるフィールドが欲しい・・・。
家のそばに畑があれば最高ですね。
現在、住む場所&遊べるフィールド&畑(田んぼも)を探しているので、お心当たりのある人はご連絡いただければ幸いです。
ちょっと話が脱線しましたが、しめ縄作りに戻ります。
今回はお正月に向けたしめ縄作りだったわけですが、こんな文化もちょっとずつ失われていってますよね。
実際、ぼくの実家でもしめ縄なんか作らなかったし、門松とかもやらかなったですね。
そんな風に文化が廃れていくのって、なんだか寂しいような気もします。
でも「文化は守らなきゃいけない!」みたいな使命感だけだと、残すのは難しいと思っています。
なぜなら、自分事にならないから。
自分に関係ないことに対して、行動できる人はごく少数です。
関心のない人を振り向かせるのはなかなか難しいってことですね。
で、だからこそ文化は楽しいものじゃなきゃって思いがあります。
「楽しい」は、全人類が共有できるツールの1つです。
楽しければ自分事になるし、残したいという思いも芽生えるんじゃないかなーと思っているぼくです。
足るを知る暮らしも同じです。
楽しくなきゃ続かないです。
暮らしなんだから。
遊ぶように暮らして、暮らしの中で働く、そしてそれが学びになっていく。
ぼくが多大な影響を受けた三栗さんは、このことを「遊暮働学」と表現しています。
ふたき草でも、そんな暮らしを日々実践していきますので、興味のある人は一緒に何かやってみましょう!
では、今回はこれまでにしたいと思います。
(しゅんすけ)