どうも。しゅんすけです。
ちょっとシーズンは終わってしまいましたが、今年の夏は自作のピザ窯でピザ作りをしました。
ピザ窯はなんと一斗缶!
いつもお世話になっている方から一斗缶を譲り受け、自作しました。(^^)
実は今までに相当数作っていて・・・。
そんな一斗缶ピザ窯の誕生秘話にも少し触れますので、一斗缶でピザ窯を作ってみたい人はぜひ読んでみてください。(そんな人いないですかね。笑)
一斗缶ピザ窯の作り方
では早速ピザ窯の作り方です!
写真を交えてお伝えしますが、なかなか上手に伝えられるかわかりません・・・。
正直、やってみないとわからないとも思っているので、簡単にお伝えしていきます!
不明点があれば問い合わせてください。m(__)m
材料・道具
・一斗缶 2個
・六角ボルト 6個
・ステンレス針金 適量
・グラインダー
・電動ドリル
作り方
・一斗缶にそれぞれ写真のような穴をあける
※上の一斗缶がピザを入れる口(以下一斗缶①)、下の一斗缶が薪を入れる口(以下一斗缶②)です
・一斗缶①に写真のようにドリルで穴をあけ、六角ボルトをつける
・一斗缶①②をつなげるための穴をそれぞれにあけ、ステンレス針金でつなげたら完成
※グラインダーで切った切り口は手を切る恐れがあるので、作業する時は十分気をつけるようにしてください。
逆境で新しい発見
はい。めちゃくちゃ簡単にでしたが、一斗缶の作り方でした。(^^)
で、この一斗缶ピザ窯ですが、実は4年くらい前に誕生したんです。
当時、新型コロナウイルスの影響で、学校閉鎖になったり、ぼくが勤めていた施設も一時的に閉所になったりしていました。
そんな中、子ども達の体験の機会を少しでも確保しなきゃいけないという使命感で、施設をあげて兵庫県の小学校に出前事業に行ったことがあったんです。
その時の体験活動プログラムとして提供したものの一つが、この一斗缶ピザ窯で作る手作りピザ体験です。
ぼくはプロジェクトの全体責任と、このピザ作り体験の担当でした。
その当時はコロナ全盛期ですので「調理なんて・・・」という風潮はありました。
でも、今動かないと「コロナの時、体験活動減ったけど、影響なかったね」ってなってしまう。
青少年教育って必要あるの?ってなってしまう恐怖から、なんとかやりきりたいと思っていました。
そこで考えたのがピザ作り。
1人で調理が完結する(調理法については、今回は省きます)ピザを一斗缶で焼いてたべる。
コロナであっても、そんな体験を子ども達に提供したくて頑張りました。
で、困ったのがかまどですよね。
学校でやるとなると持っていけるピザ窯が必要になる。
でも大きなかまどは持っていけないし、段ボールピザ窯だと焼くのに時間がかかりすぎる・・・。
(段ボールでもピザが焼けます)
そこで思い出したのが、妻が以前勤めていた施設にあった「ドラム缶ピザ」。
「さすがにドラム缶は持っていけないけど、この原理を活用したらピザが焼けるのでは?」
そう思ったぼくは、試行錯誤しながらこの一斗缶ピザ窯を作りました。
細かい改修を経て最終的には5号機くらいまで作って、今の形態に落ち着きました。
使ってみるとわかりますが、焼けるのが早い。
なので、子ども達が使うと、
「あれ?焦がしちゃった。次はもっと火を弱めてみよう」とか
「生焼けだ。もうちょっと時間を長く・・・」とか
自分たちで考えながらピザ作りをすることができるんです。
そんなところも一斗缶ピザ窯の魅力のひとつです。(^^)
こんな感じで、コロナという逆境があったからこそ、生まれたアイディアでした。
できないと思っているとできるイメージがわかない
はい。ということで、誰が興味あるかわからない一斗缶ピザ窯作りについてでした。
自分で言うのもなんですが、なかなか作ろうと思う人も少ないと思います。笑
でも、こういったものを作っていて思うのは、「できない。作れない」と思っていると、「作ろう」って発想にならないんですよ。
先日、自家製納豆作り講座も開催しましたが、納豆だってそうです。
作れるってイメージがないと、「納豆は買う物」。
それ以上でも以下でもないんです。
でも、一旦作れるってことがわかると「買う物でもあるし、作るものでもある」状態になります。
こうやって、自分のできることの幅を少しずつでも広げていくことが足るを知る暮らしです。
これからも何か面白いものを作った時は報告させていただきます。
では、今回は以上です。(^^)
(しゅんすけ)