2023シーズン最後の収穫パート2:娘と育てた「にんじん」

自給自足・手仕事

どうも。しゅんすけです。
前回に引き続き、2023シーズン最後の収穫についてです。今回は「にんじん」について。(^^)

今シーズン我が家では、「たねの森」という無農薬・無化学肥料で育てた野菜から採れた種を販売している所から、色々な種類の種を購入し、自然栽培にチャレンジしました。

その中で、娘が育てたいといったにんじんを収穫したので報告です。

といつつ、あんまり満足のいくお世話ができなかった後悔もあり・・・。
そんな失敗談も読んでいただければ幸いです。

にんじんの栽培と収穫

ということで、にんじんの収穫です。

にんじんは、お借りしている畑に直接種をまき、時々水をあげながら育てました。

栽培記録
6月末 畑に種をまく
・アドミックレッドとマルシェドパリという品種の種を植えました
・それぞれの畝にすじまきで

7月~ 草刈り・水やり
・発芽し、ちょこんと葉っぱが見えますが、周りの草に紛れてわかりにくい
・間違って、にんじんの葉っぱを刈らないように気をつけながら、草刈りをしていく
・水やりはこまめに

11月 収穫
・娘と収穫しました
・土の上に顔を出している葉っぱを手でつかみ、ちょっと揺らしながら引き抜く
・にんじんが大きい場合は、シャベル等で周りの土を掘ってあげる

こんな感じで、収穫したにんじんは「小ぶり」なものが多かったです。(^^)

あんまりお世話できなかった罪悪感・・・

はい。今シーズンのラストはにんじんだったわけですが、正直に言います。

「お世話が全然できなかった・・・」

罪悪感でいっぱいです。

夏場の厳しい暑さや、長期間降り続いた雨。
言い訳は色々と思いつきますが、そんな事情を踏まえても、しっかりと栽培できたとは言えなかったですね。反省しています。

本格的に自然栽培にチャレンジし始めたのは今年からですが、自然に育てることと、放置することは違います。

まあでも、反省ばかりしていても次に進めないので、ぼくなりに上手く栽培できなかった理由を分析してみました。箇条書きでまとめると以下の通りです。

  • 野菜の理解が甘かった(原産地、特長、育て方などなど)
  • 地域の気候についての理解が甘かった(来年は地元の方の植え付け時期とかを参考にしたい)
  • 栽培に計画性がなかった(秋田に移り住んだ後、バタバタした中で始めたので、準備不足でしたね)

こんな感じです。
来年はもっと楽しく栽培できるようにチャレンジしてみたいと思います。(^^)

「旬」について考える

という感じで、来年への想いを新たにしたところで、「旬」についても少し触れておきたいと思います。

「旬」っていい言葉ですよね。「旬の物」って聞くと美味しそうに感じますし、食べたいなーと思わせてくれます。

でも、この旬って、手に入らないから貴重に感じるってことありませんか?
以前我が家でこんなことがありました。

当時、旬の野菜を食べたいなーと考えることがあって、その時に契約していた宅配サービスで、「旬の野菜セット」的な商品を購入していた時期がありました。

そのセットは、旬の野菜が5種類くらい毎週届くんで「野菜を選ぶ必要もないし、旬の野菜が食べられるなら!」と注文していました。

しかし、3回目くらいの配達で気がつきます。

「入っている内容ほぼ同じ。笑」

人間の欲求って際限ないですよね。笑

自分で旬の野菜が食べたいとか思っておきながら、違う野菜も食べたいとか感じるなんて。笑

まあ、今ではそんな感覚も否定できないとは思いますが、旬っていうのはこういうことだよなと、その時に学びました。

ちょっと考えればわかることなんですが、野菜にも栽培の時期があるので、食べられる時と食べられない時がある。

だからこそ、旬があるわけだし、年中いつでもどこでも、何でも食べることができたら、旬のありがたみは半減しています。

ではなく、その時に、その場で採れた新鮮な野菜や果物を食べて暮らす。
そんな生活を不便と感じるのではなく、豊かだと感じながら生活することができれば、日々の何気ない日常も面白おかしく過ごせるんじゃないかなーと考えています。(^^)

食べたい時に食べたいものが食べられないことを「豊か」だと感じる感性を磨きながら日々過ごしていきたいと感じた瞬間でした。

では、今日はこの辺で失礼します。

PS.
野菜を育てることって、教育、もっと言えば子育てに似ています。
まずはその野菜を知ることが大切なんですよね。「太陽は好き?」「水は?」「どこで生まれたの?」「どんな野菜が好きなの?(コンパニオンプランツ)」とか、知っているだけで関わり方が全く違ってきます。

しかも、その野菜の特徴を理解しただけで、全てをわかったような気になってはいけません。笑
同じ野菜、同じ品種であっても、育ち方は違いますし、好きなもの、苦手なものも微妙に違います。

まさに、同じ人間、同じ性別、同じ年齢であっても、好みも違えば発達スピードも全く違うことに似ています。
先日「比べる」という話もしましたが、それぞれ違うことが当たり前なのに、同じ関わりでいいはずがないよなーと感じました。(^^)

(しゅんすけ)