どうも。しゅんすけです。
今日は昨日に引き続き、睡眠について。睡眠が暮らしに与える影響を、ごくごく簡単にお伝えします。(^^)
前編では、睡眠って大事だよねー。こんないいことありますよ。という話だったので「じゃあ、質の高い睡眠ってどんな睡眠?」ということを書かせてもらいます。
質の高い睡眠を実現させるための方法についても少し触れますので、「最近睡眠不足で・・・」という人は、ぜひご覧ください。
質の高い睡眠とは?
はい。では早速「質の高い睡眠」について説明していきます。
子どもの頃から「睡眠は大切」と色んな場所で言われてきたと思うんで、寝ることが大事なことはわかってるって人は多いんじゃないでしょうか。
で、よくあるのが「○○時間寝よう!」とか「8時間寝たのに眠い・・・」とかです。
どういうことかと言うと、睡眠の「量」に着目しているってことです。
ではなく、ここでは「質」について考えたいと思います。
じゃあ、質の高い睡眠ってどんな睡眠か?という話になりますが、一言で言えば、前編でお伝えした「頭・心・体の3つを最高のコンディションに整えてくれる睡眠」が最高の睡眠ということになります。
そんな睡眠を得るためには、様々な要素が絡み合ってくるので、ここで全てを語る時間はありませんが、具体的な方法を3つお伝えします。(^^)
質の高い睡眠をするための3つのコツ
では、質の高い睡眠を得るためのコツを3つお伝えします。
ここでは「光・体温・運動」の3つに着目していきます。
一応断っておきますが、睡眠についてはもっと深い話がたくさんあって、ここで紹介するのは、そんな情報の中で無理なく暮らしに取り入れられる(というかぼくが実践している)方法を紹介しているので、もっと詳しく知りたい人は、別途連絡ください。(^^)
朝日を浴びる(光)
まず、最初に実践したいのは、朝日を浴びることです。
これは聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
人間の体は様々なホルモンでコントロールされています。で、それらのホルモンは「光」の影響を強く受けて分泌されるわけです。
そして、そんな光の代表と言えば「太陽」ですよね。人間は昼行性の生き物なんで、朝日とともに活動を始めて、日暮れと共に眠っていくサイクルをもっています。
そもそも、一日は24時間ですが、人間の体内時計はそれよりも少し長いというのが一般的です。以前は25時間くらいと言われていましたが、今は24.2時間という研究もあるそうです。
どちらにせよ、24時間よりも長いので、どこかでリセットしてあげる必要があります。
そのリセットを行うのが「太陽の光」なわけです。
朝、太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、セロトニンというホルモンが分泌されます、このホルモンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、日中の活動の質を高めてくれます。
そして、朝日を浴びてから約16時間後にメラトニンというホルモンが分泌されるようになります。このホルモンは入眠を促すホルモンなので、朝日を浴びることで、最適な時間に自然と眠たくなってくる予約ができるということです。
このメラトニンがしっかりと分泌されれば、質の高い睡眠に近づいていきます。
寝る前に深部体温を下げる(体温)
次に意識したいのは「体温」です。
実は人間の体温は、一定ではありません。
1日の中で低い時もあれば、高い時もあります。そういったリズムの中で生活していくわけですが、簡単に言えば、体温が低くなると睡眠モードになっていき、体温が高いと活動モードになっていきます。
よく子どもの手足が温かいと「眠たいのかな?」なんて会話が生まれますが、あれは手足から熱を放射して、深部体温を下げているサインです。なので、「子どもの手足が温かいと眠たい」というのは一般的に正しいと言えるかもしれませんね。(^^)
で、どうやって深部体温を下げていくかという話ですよね。
これも色々と方法があるわけですが、今回は「入浴」にフォーカスします。
入浴はあなたもイメージする通り、体温を一時的に上昇させます。
そして、人間の体は一度上がった体温を元の体温に戻そうと、今度は体温を下げる機能があるわけです。
そうすると、睡眠モードに適した体温にまで自然と下げることができるので、質の高い睡眠が得られます。
具体的には、睡眠の90分前に40℃の湯船に15分程度つかるのがいいと言われています。
日中は運動をする(運動)
最後のコツは、「日中は活動的に暮らす」ということです。
ここでも、ホルモンが重要な役割を担うことになりますが、先ほども説明したメラトニン。このホルモンは質の高い睡眠を実現させるためには不可欠なホルモンと言えます。
そして、このホルモンは光の影響を受けて分泌量が調整されるわけですが、メラトニンを作るためには材料が必要になります。
そして、その材料というのがセロトニンというホルモンなんです。
このホルモンは光を浴びることで分泌されることもありますが、運動することでも分泌量が増えます。
なので、日中に運動をすることは、セロトニンを増やすことにつながり、結果、メラトニンの分泌も助けます。
そして、最終的には良質な睡眠にもつながるってことになりますね。(^^)
また、シンプルに運動することで体に適度な疲労を溜めるというのもスムーズな入眠には効果的だと思います。
睡眠不足のサイン(次回予告)
はい。ということで、今回は「質の高い睡眠について」でした。
ホルモンの話も出てきて少し難しかったかもしれません・・・。笑
簡単にまとめると、睡眠に大切なのは「量」よりも「質」で、質の高い睡眠というのは、「頭・心・体をベストなコンディションに調整してくれる睡眠」のことだっていう話。
そして、そんな睡眠をとるためには「光・体温・運動」を意識的にコンとロールすることが大切って話でした!
「眠る」ってことは人間にとって、めちゃくちゃ大切なことだと思っています。「寝る間も惜しんで」なんて言葉もありますが、睡眠が不足した状態では、満足のいくパフォーマンスを発揮することはできません。
「これが自分の能力」と思っている能力も、もしかしたら半分も発揮できていないなんてこともあるかもしれませんね。
さて、睡眠のこととなると話が長くなるので、中編はこの辺にします。
明日は「結局自分の睡眠はどうなのかな?」と疑問に感じている人のために、簡単な「睡眠不足のサイン」についてお伝えしたいと思います。
あくまでセルフチェックレベルですが、自分で自分の体のことを知るっていうのはとても大切なことなので、ぜひ読んでもらえたら。(^^)
では、今日はここまでです。
PS.
人間の体内時計は24時間よりも長いって話をしましたが、昔こんな実験をしたそうです。
太陽の光が入らない部屋で何日間か過ごしてもらって、その人のリズムがどう変化していくかっていう実験なんですが、朝日で体内時計のリセットが行われないと、その人のリズムは少しずつズレていき、最終的には昼夜逆転の生活になっちゃうという結果が出たそうです。
太陽の光がいかに大切かっていうことがわかりますね―――。
(しゅんすけ)