納豆を手作りし始めて数か月が経ちます。最初は「難しそう」と思っていた納豆づくりも何度もやれば慣れてきますね。何事も「慣れ」が肝心・・・。
そもそも納豆を手作りする理由
そもそも、ぼくが納豆作りを始めたきっかけは「パッケージフリーの納豆が食べたかったから」。
でも、納豆を買うとパッケージを避けることは不可能なので、いつかは手作りしたいなーと思ってました。
そしてついに2023年初夏、重い腰をあげて始めた納豆作り。これが簡単で美味しくて大満足です。
手作り納豆の作り方
インターネットで検索すると様々な納豆の作り方が出てきますが、ぼくが目指したのは可能な限りシンプルな作り方。そんな思いで探していると出てきました「段ボールを使った納豆づくり」。簡単な作り方は以下の通りです。
道具
- 段ボール 1箱
- ビニール袋 1枚
- 保温するための布など(我が家ではエマージェンシーシートを使用)
- 手ぬぐい 1枚
- 納豆を入れる器(大き目) 1個
- スプーン 1個
- 蒸し器 1台
材料
- 乾燥大豆 350g
- 納豆菌(市販の納豆) 1パック ※2回目からは自作した納豆を使っています。
作り方
①乾燥大豆をひたひたの水に浸け、20時間浸水する
②大豆の水を切り、蒸し器で1時間蒸す
③市販の納豆or自作した納豆15gに沸騰したお湯を注ぎ混ぜる
④③を蒸した大豆にかけて、まんべんなく混ぜる
⑤大き目の器に手ぬぐいを広げ、その上に④の大豆を平らに広げる
⑥手ぬぐいを納豆の上に軽くかけ、穴をあけたビニール袋の中に入れる
⑦⑥を段ボールの中に入れ、エマージェンシーシートで包む
⑧その状態で約20時間ほど発酵させる
⑨発酵が終わったら、密封できる容器に移し替えて冷蔵庫で24時間熟成させたら完成
ざっくりした作り方はこんな感じです。今のところは失敗することもなく美味しい納豆をいただいています。(納豆の詳しい作り方や手作り納豆のことについては、今後別のコンテンツで執筆しますので少々お待ちください)
ただ発酵させる必要があるので、季節や気温、湿度なんかも気にしながら作る必要がありますね。でも、そんなことを考えながら作ることで「我が子を育てるような気持ち」になって、完成した時の愛着も湧きます。
手作り納豆の味
手作り納豆は、においも味も「納豆!」って感じです。違いがあるとすれば、「粘り」でしょうか。やっぱり温度管理とかをしっかりと行った方が発酵が進みますし、市販の納豆のような粘りをだせるような気がします。
ただ一度だけ、かなり暑い日に作った時はいい粘りが出てました。なのでやり方次第では更に上を目指せるかも。
パッケージフリー納豆で大満足
で、始めたころの気持ちを思い出してみると、当然ですがゴミが出ない。朝食べる分だけ納豆を取り出すので好きなだけ食べることができる。大満足の納豆ライフを送れています。
納豆って、(ぼくは)毎日食べるものだし当たり前にある食材だけど、作れる人ってどれくらいいるんでしょう。納豆を作れるようになっただけなのに、なんか自信がついたし、何より自分の食べるものを自作しているっていう感覚が満足感に変わっている気がします。
今は、無農薬で大豆を育てている知り合いの農家さんから大豆を買っているけど、来年は自分で育てた大豆を使って納豆を作るのが目標。少しずつでも自分たちが納得できる暮らしになるように楽しんでいきます。