夏の風物詩体験 ~手作り流しそうめん~

教育・子育て・遊び

どうも。しゅんすけです。
2024年7月21日。梅雨時期の雨の合間を縫って「竹食器作り&流しそうめん体験」を実施しました。(^^)

今回はテオミルキャンプ第4弾ということで、夏の風物詩流しそうめんをやってきましたよー。

3日前までは雨予報だったにも関わらず、徐々に天気が回復して、当日はこれ以上ないくらい流しそうめん日和で驚きました。

自称雨男の夫と自称晴れ女の妻のせめぎ合いは、晴れ女に軍配があがったようです。笑

では、当日の様子とテオミルキャンプの魅力についてお伝えします。

竹でお椀と箸づくり

はい。
ということで始まったテオミルキャンプ。

今回は現地調達した竹でお椀と箸づくりを行います。
色々と細かな作り方はあるんでしょうが、ふたき草では実用性を重視しているので、美味しく流しそうめんが食べられるかどうか?という点を大切にして作っていきます。

お椀は、切り出した竹の節(竹の表面にある横の線のとこ)を利用して、ちょうどいい大きさに切り出せば完成です。

どんな大きさのお椀が欲しいか。
そんなことを考えてもらいながら、自分たちで切っていきます。

とは言いつつも、参加してくれた2歳の男の子は最初緊張していて、何を聞いても無言で頷いてくれる状態が続いたので、ぼくが「ここ切る?」と聞いた時に頷いてくれただけですが。笑

そんなこんなでお椀はすぐに完成です。

ちなみに竹にも年齢がありまして。
1年目の竹だと柔らかくて加工はしやすいものの、水分を多く含んでいるので長期保存には向きません。

今回は一日だけのつもりで作ったので、1年目の竹を使いましたが、もし長ーく使いたいなら、その辺も考えて調達するといいかもしれませんね。(^^)



で、お次はお箸です。
箸は、切り出した竹をナイフで割って作ります。

親子で協力しながら、自分たちが使いやすい長さ、太さの箸を作っていきます。

こっちもとても簡単で、こだわらなければ、割るだけで完成です。
竹は横に切ろうと思ったら大変ですが、縦に割るのは簡単なんです。

もうちょっとこだわりたければ、ナイフで細く削っていきます。
市販されている竹の割り箸くらいだったらすぐに作れますよ。(^^)

という感じで完成した竹食器。
子ども達は好き勝手に遊んで、最終的には大人が仕上げる感じですが、これもいつもの光景です。笑

自作した竹食器で食べる流しそうめんのお味はいかに?!

流しそうめん体験

ではお待ちかねの流しそうめんです。

今回参加してくれた子たちは初めての流しそうめんだったそうで。
今は、流しそうめんをする機会がどんどん減っているんだろうなーと思います。
(まあ、ぼくが子どもの頃だって、そこらじゅうでやっていたわけではありませんが。笑)

夏の風物詩というイメージがありますが、なかなか自分たちで準備してやるにはハードルが高いですもんね・・・。
大人でもやったことない人も多いんじゃないでしょうか?

ということで始まりました流しそうめん。
最初は王道の「そうめん」
そうですよね。流しそうめんですから・・・。笑

「流すよー」と声をかけてから茹でたそうめんを流します。

涼しそうな様子で流れていくそうめん。

子ども達の前までくると、待ち構えていた手作り竹箸が動き出します。

上手に箸を使ってそうめんを捕まえる・・・捕まらない!
逃げるそうめん、追う子ども達。笑

最後には上手にすくって、お椀の中へ。

妻お手製の麺つゆにつけて「ズルッ!」と一口。

「美味しいぃ!」



美味しいよね。流しそうめんって。笑

子ども達が楽しんでくれたようで満足です。(^^)

なかなかやる機会がないかもしれませんが、流しそうめんは五感を刺激する美味しい体験です。
もし、やってみたいけど自分たちだけでは・・・という人はご連絡ください。
ぜひ一緒にやりましょう。

やりたいと思ったことを無理なく

はい。
ということで、今回は流しそうめん体験でした。
なかなか楽しかったです。笑

参加してくれたご家族も、とても雰囲気の良いご家族で。
こんな風に子育てしたいなと思わせてくれる感じでした。(^^)

で、今回の体験で改めて感じたのは

「やりたいと思ったことを無理なく」

ということです。

ぼくは前職、青少年教育の世界で働いていました。
まあ、今やっているのもあんまり変わらないんですが・・・。

そうすると、体験の効果とかが大事になってくるんです。
この体験にはどんな効果があるか?とか
この体験を通してどんなことを学んで欲しいとか。

大事なんですけどね。
でも、そこが行き過ぎるとどうなるか。

体験の強要になると思っているんです。

Challenge by Choice(チャレンジバイチョイス)という言葉があります。
挑戦するかどうかも自分で決めるということです。

ハードルは人それぞれです。

やってみたいと思えるかどうかも人それぞれです。
だったら「やりたい」と思えた時にやってみたらいいんだよなーと考えています。

子ども達(なんなら大人も)には自分のペースがあります。
そのペースを他人が決めても仕方がないですよね。
どうせ続きません。笑

「やりたいと思ったことを無理なく」

今後のテオミルキャンプでも、そんなことを大切にしていきたいと思いました。(^^)
では、今回は以上です。

(しゅんすけ)