紫の味噌汁 ~知識と経験の違い~

自然・暮らし

どうも。しゅんすけです。
突然ですがクイズです。(^^)

「紫の味噌汁」
さて、ぼくは味噌汁に何を入れたでしょうか??




答えは、

「紫芋」です!

あなたはわかりましたか?
入れたことある人もいますかね?

なーんだ。紫芋か。
そりゃ紫になるでしょと思った人もいるかもしれませんね。(^^)

でも、実際に入れたことありますか?
ぼくも、入れたら紫になるだろうとは思っていましたが、ここまで鮮やかな色が出るとは思っていませんでした。

今日はそんな何気ない日常から考えた話です。

紫の味噌汁

つい先日、朝ごはんの準備をしていた時のこと。
「んー。ちょっと野菜が減ってきたなー。今日はなんの味噌汁にしようかなー」と悩んでいました。

そんな時、目に飛び込んできたのは、冒頭に出てきた紫芋。
普段は家に近い産直で野菜を買う我が家ですが、その日は、産直がお休みだったので、ちょっと足を延ばして隣町の産直で買い物です。

そこで出会った紫芋。
うちではあんまり買わない品種ですね。
さつまいもは家族全員大好きで、好みはあるでしょうが、基本的にはねっとり系の紅はるかがお好みです。(^^)

でも、その日は紫芋しかなかったので、「今日はこれを買ってみよう」ということで購入。
蒸かしたら、ほくほく系の控えめな甘さで美味しかったです。

ということで、その紫芋をみそ汁に使うことにしました。
色凄いし、汁もきっと紫になるだろうなーと想像しながらの調理。

出汁のきいた鍋の中に投入すると、10分くらいで火が通りました。
蓋を取り、味噌を溶かそうかと思って中を見た瞬間・・・。

「え、毒のスープ?」

と笑ってしまうほど紫。笑

ここまで紫になるかーというほど鮮やかな紫で関心しちゃいましたね。

とはいえ、引き返すこともできないので、そのまま味噌を投入。
いつも通り食卓に並べて食べてみると、味は「普通」。

まあ、芋の甘さが出て、普段よりちょっと甘めの味噌汁になった感じでした。(^^)

知った気にならないで経験してみる

いやー。面白かったです。
思わず写真も撮ってしまいました。

今回のことは事前に予測できていたことではありました。
紫になるだろうなーとは。

でも、予測していてもビックリするくらい紫だったので、知った気にならないで、経験してみることって大切だよなーと改めて考える機会にもなったわけです。

大人になると、このやってみるってことが少なくなる気がします。
知識量も増え、経験も積み重ねてくると「やらなくてもわかる」ことが増えてくるからです。

でもやっぱり、やらなきゃわからないこともあるんですよね。

日々忙しく暮らしていると、そんなやらなきゃわからない小さなことは、見過ごされがちですが、そんなことに目を向けてみるのも面白いかもしれません。(^^)

ワクワクして暮らす

足るを知る暮らしはミニマムで、刺激が少なく、変化の乏しい暮らしだと思われがちです。

確かに、はたから見たら「ただ暮しているだけ」に見えるかもしれません。笑

でも、実際に暮らしているぼくからすると、こんなに刺激的で、エキセントリックな暮らしもないと思っています。

ワクワクするような商業施設に出かけるわけでもなく、毎日毎日同じようなリズムで暮らしていますが、日々の些細なことにも目を向け、面白がる感性があれば、それだけで、暮らしは冒険であり、娯楽であり、学びです。

そんな暮らしが足るを知る暮らしです。

以前とあるテレビ番組で、こんな話をやっていました。

「なぜ、生まれてから20歳までの体感時間と、20歳から死ぬまでの体感時間が同じだと言われるのか」

その番組で言っていたのは、

「子どもは毎日ときめいているから時間が長く感じる」

ということでした。(^^)

つまるところ、大人はときめきが少ない。笑

さっきも言いましたが、大人になると「やらなくてもわかる」ことが増えてきます。

そうすると、結果的にときめかなくなるんです。

ではなく、暮らしの中に存在する小さなときめきに目を向けることで、暮らしを刺激的にすることはできるんじゃないかと思っています。(そしてお金がかからない!笑)


はい。ということで、今回は紫味噌汁から考えるときめきの話でした!笑
今回は以上です。

PS.
紫味噌汁の話は、メルマガでも取り上げたテーマだったんですが、そっちでは写真をつけなかったので、今回ブログで書かせてもらいました。(^^)

写真でもどれくらい伝わったかわかりませんが、結構紫ですよね・・・。

(しゅんすけ)