どうも。しゅんすけです。
数日前、妻があんこを作ってくれたのでお餅を作ってみました。
ちょうどもち米が家にあったので、娘と一緒に「餅作ってみようか?」みたいな軽いノリで。笑
先日のブログで、杵を臼を紹介しましたが、我が家には当然ありません・・・。
そこで、ネット情報と、自分の経験を駆使してオリジナル餅つきをやってみたのでご覧ください。(^^)
1人で餅をつきました・・・。
はい。ということで、1人で餅つきしました。
結論から言うと、「簡単で楽しい、美味しい!」です。(^^)
餅つきって聞くと、結構手間がかかるイメージでしたが、より簡単な方法を求めてやったかいがあって、ほとんど手間なく作ることができました。
まあ、出来上がりは人それぞれ感じ方はあると思いますが、我が家では「お餅認定」されるくらいの出来にはなりましたよ。(^^)
簡単な作り方はこんな感じ。
作り方
・もち米2合を研ぎ、1時間浸水させる
・水を360ml入れて土鍋にかけ、いつも通り炊飯する(米:水=1:1)
・炊きあがった米をめん棒でつぶす(つく)
・片手でつぶしながら、もう一方の手で、ひっくり返したり、水をつけたりする
・全体的になめらかになったら完成
以上です。
餅つきに慣れている人にとっては「作り方が違う」と思われるかもしれませんが、これでも十分美味しいお餅が完成しました。(^^)
浸水時間とか、炊くのではなく蒸すとか、まだまだやりようはあると思いますが「これでもできる」って自分の中に自信がもてることが重要です。笑
モチモチ・ちょっとザラザラ?
で、食べてみた感想ですが、食感と味は「餅」そのもの。
つきたての餅はやっぱり味が違う。とても美味しかったです。(^^)
一方、若干粒感が残った感じもしました。
やっぱり、もち米への浸水や炊き上げる方法(蒸さなかったこと)などの影響で、米自体に硬さが残った感じはありました。
あとは、米をつぶす作業ですね。
こっちは、結構上手くいったと思ったんですが、もうちょっと慣れてくれば、米の温度が下がる前に、綺麗につぶすこともできそうだと感じました。
まあ、どちらにせよ「自宅で簡単に餅が作れる」ということを知れたこと自体が今回の大きな収穫です。
あるもんで料理する暮らし
最近は、感染症だの、衛生面だのの理由で「餅つき」という文化自体がなくなってきています。
まあ、市販で売っているお餅も十分美味しいですし、コスパを考えれば、わざわざ餅つきをするということが敬遠されることも理解できます。
でも、「作れるけど、作らない」のと「作ることができない」ってことには大きな違いがあります。
ぼくは前者に、もっと言えば「作れるし作る。なんなら人に伝えたい」。そんな暮らしを目指しています。
今回の餅の件で言えば、当初はぼくも「餅つきは大変そう」という思い込みから入ったわけですが、いざやってみるとそんなことはない。「結構簡単に作れるじゃん」みたいな感じでした。
道具にしたって、あれがないこれがないではなくて、「あるもんで作る」っていう感覚が染みついているので、杵=めん棒、臼=土鍋で十分でした。
「あれがなきゃできない」っていう考えはきっと、「なんのために」が抜けてるんだと思います。
杵と臼はなんのために使うのか?
そのことを改めて考えてみると「米をつぶすため」ですよね。
だったら、その目的を果たすためなら、別にこの二つじゃなくてもいいわけで。
もちろん。
長い歴史の中で、そこに落ち着いたのにはなんらかのワケがあるはずなので、そのことを無視していいわけではありません。
だからこそ、文化にはリスペクトから入る必要があります。
尊敬して、その文化を好きになって、それでいて「こんなこともできるんじゃないか」って新しい風を入れていく。
文化は、そんな風に残していければいいんじゃないかと思います。(^^)
はい。では今回は餅つきについてでした!
もち米さえあれば(なんなら、うるち米で餅作ってる人もいました)簡単に作ることができるので、来年のお正月は、自家製餅を作ってみてはいかがでしょうか?
PS.
「巨人の肩に乗る」
そんな言葉をご存じですか?
昔々の偉い人がいった言葉(適当ですみません)なんですが、先人たちの残した知識や技術、文化などの上に立つことでより遠くを見渡すことができるといった意味です。
今あなたが頭を悩ませている問題は、もしかしたら、人類の長い歴史の中で誰かが解決してくれているかもしれません。いや、きっと解決しています。
だったら、それは、先人たち(巨人)の肩を借りてさっさと解決して、その上に立つ、ぼくたちはもっと先の物事を考えることができるわけです。
そして、いつかは自分自身が巨人となって、次の世代にバトンを渡してく。
そんな循環が生まれたらいいですよね。(^^)
伝統文化を残すことは大切だと思います。残された技術や知識を理解し、自分のものにできれば、きっとその文化を更に良いものにすることもできるはずです。
そんなことを感じた餅つきでもありました・・・。
では。
(しゅんすけ)