米麹作りに挑戦!やってみてわかることが多い 

自給自足・手仕事

初めて米麹作りに挑戦しました。今までは知り合いの農家さんから購入した無農薬のお米を糀屋さんで、米麹にしてもらっていましたが「自分で作れたら面白そう」ということでチャレンジしてみました。

米麹ってなに?

そもそも、米麹って何?という人もいそうなので簡単に解説しますね。
米麹とは蒸したお米に麹菌を繁殖させたもので、出来上がった米麹はお味噌などを作るときの材料になります。
その他、塩麴や甘酒なんかを作るときにも使用するので、日本人の食事には欠かせない食材です。
この米麹を使って作った調味料などは、菌の発酵によって栄養価が高まったり、風味や保存性が高まったりするので我が家でも大活躍しています。

米麹作りの手順

では、米麹の作り方を簡単に説明します。
おおざっぱな手順は以下の通り。

①お米を4時間くらい浸水させる
②お米をザルにあげ、1時間くらい水を切る
③蒸し器でお米を50分くらい蒸す
④蒸しあがった米に麹菌をふる
⑤20時間発酵させる
⑥米を混ぜる
⑦12時間発酵させる
⑧米を混ぜる
⑨24時間発酵させる(最後)
⑩冷ましたら完成
※自分で上手に作れるようになったら詳細な手順をあげたいと思います。

こう見ると手順が多くて大変そうに見えますが、実際の作業はそれほど多くないので見た目ほど大変じゃないと思います。
やることは、米を蒸して菌をつけるくらいですしね。実際に米麹を作るのは菌の役目―――。

ただ、やってみるとわかるんですが、温度管理は少し難しいです。
麹菌は納豆菌なんかより弱いそうなので、あまり温度を上げ過ぎると納豆菌に負けちゃうんだとか。そう理由もあってか、米麹作りは寒い時期に仕込むのがおすすめらしいです。(特に初心者には)

にも関わらず、9月に作ってしまったので上手くいくか不安でしたが、なんとか形になりました。
ただ、今回のポイントはダウンを使った保温です。

どうですか?米麹作りのプロでもこんな保温はしていないんじゃないでしょうか。(そりゃしてないか)
こんな風に、あるもので。工夫しながら。が足るを知る暮らしの考え方です。
まさにシンデレラフィット。久しぶりに嬉しかったです。

思ったほどの手間はないけど上手に菌を生やすのは難しい

やってみた感想としては、思ったほどの手間はないものの、上手に菌を生やそうと思ったら、もう少し丁寧に作らないとだめかなーというところです。
足るを知る暮らしでは「あるものでやってみる」が基本なので、今回も保温に使ったのは段ボールでした。
そのため、温度管理はかなり適当だったかなーと思います。

ただ、そんなこともやってみたからわかったことなので「とりあえずやってみる」ことの大切さを再認識。次は蒸し方と温度の調節を工夫して再度チャレンジしてみます!