上巳の節句 ~自然に沿った暮らし方~

自然・暮らし

どうも。しゅんすけです。
ふたき草では「自然に沿った暮らし」を実践しています。
それは、自然栽培で育てた野菜を食べることだったり、できるだけ薬に頼らない身体作りをすることだったりしますが、季節を感じるということも含まれています。

3月3日は「上巳(じょうし)の節句」
いわゆるひな祭りでしたね。(^^)

我が家にも4歳になる娘がいますので、年中行事としてひな祭りを行いました。
(こじんまりとですが。笑)

今日はそんな、ふたき草流のひな祭りの過ごし方です。
では、ご覧ください。(^^)

上巳の節句とは

ではまず、そもそも上巳の節句って何?
何のための節句?と思う人のために、簡単な解説です。

上巳の節句とは、別名桃の節句とも呼ばれ、ひな祭りの名前で親しまれています。
なんで桃なのかっていうと、旧暦の3月3日は桃の花が咲く時期だったことかららしいです。(^^)

で、この日は女の子の健康や健やかな成長を祝い、願う日です。
日本には5節句があり、それぞれ季節の変わり目に五穀豊穣や人々の健康を願ったり、成長に感謝したりしていた風習があるんですね。

行事食は「ひなあられ」や「菱餅」だそうです。
だそうですって曖昧な表現ですみません・・・。笑
ぼくもほとんど食べた記憶がなくて・・・。

来年のひな祭りでは準備してみたいと思います!

我が家のひな祭り

ということで我が家のひな祭りですが、前述したようにひなあられや菱餅は準備しませんでした。
無理しすぎず、自分たちの納得できる範囲で行事事を行っていくというのがふたき草スタイルなので、あれもこれもになりすぎないように気をつけています。笑

何事もそうですが、自分が楽しめないほど頑張っちゃうと、結果的に心から楽しめないってことが多いです。

どんな行事、イベント、パーティーでもそうですが、自分の心の余白を圧迫しないほどの楽しみ方がおすすめです。(^^)

そのために大切なのは「こうじゃなきゃいけない!」っていう思い込みを外すことですね。
この感覚があると「ナイナイマインド」(あれがない、これがない)に陥ってしまい、思いっきりその瞬間を楽しめなくなってしまいます。

はい。ちょっと前置きが長くなりましたが、我が家のひな祭りですね。笑

我が家では「吊るし雛」と「お雛様&お内裏様の人形」を飾って、娘の健康を願い、手巻き寿司を家族で楽しみました。(^^)
吊るし雛は、ぼくの母親の友達が作ってくれたもので、お雛様&お内裏様の人形は妻の母親からいただいたものです。
当時の仕事柄、大きなひな壇は持っていても大変だろうと配慮してくれて、小さめのものを飾るようにしています。

あとは、行事食。
ひなあられと菱餅は食べませんでしたが、手巻き寿司をいただきました!
ぼくが別の仕事で外出している間に、妻と娘が準備してくれたものですが、これが「美味い!」。笑

久々の手巻き寿司でしたが、こんなに美味しいんですね―――。

家族でワイワイ言いながらできる手巻き寿司。
こういう幸せが「足るを知る」ってことなんだと、改めて感じる瞬間でした。

さらに、食後には、手作りのたい焼き&キウイゼリー。
もはやひな祭りとは関係ありませんが、これはこれでふたき草スタイル。笑
その時その場にあるもので、その瞬間を目一杯楽しむ。(^^)

そんな感じで今年の上巳の節句、ひな祭りは幕を閉じました。

自然に沿って暮らす

はい。プライベート感満載のひな祭り話でした。笑
お付き合いいただきありがとうございます。m(__)m

で、最後に少し自然に沿った暮らしについてです。
よくこういう言い方をするんですが、「結局自然に沿った暮らしって何?」「そもそもなんでそんな暮らしを目指しているの?」と疑問を感じる人もいると思うので、自分自身の振り返りも兼ねて、少しだけ整理してみます。

まず「自然に沿った暮らし」とは、自分たちの暮らしにある不自然なものをできるだけなくしていき、自然のサイクルを意識した暮らしのことです。

不自然なものは、わかりやすい例で言えば「農薬、化学肥料、除草剤」などの薬剤、病院で処方される「薬」全般などです。

当然、こういった薬が完全に悪だと言っているわけではなく、本来は必要のないものだったと考えているという話です。
おそらく、今まで農薬を使っていた作物に対して、急に薬を使うのを止めてしまったら、害虫などに、作物がやられちゃうと思います。

でも、それは今まで使ってきた薬の反動というか、自然に生きていく力が失われているからだと考えています。
これは人間も同じです。

我が家の息子は産まれて数か月、乳児湿疹がひどかったです。
顔が常に赤くなり、ボツボツが出たり、荒れちゃったり・・・。

で、病院なんかでもステイロイド系のクリームなんかを勧められたんですが、うちでは使わないことにしました。
すると、最初こそ状況が変わらず心配になりましたが、数か月もすると全く湿疹が出なくなり、今では肌が弱いって印象は全く受けなくなりました。

薬は確かに効果があります。
でも、乳児湿疹などの体の反応は、体からのメッセージだったりします。
何かを伝えようとしているんですよね。
熱が出たら、体がウイルスと戦っていることがわかるように、何かしらのメッセージがあるんです。

で、それらのメッセージを受け取らずに薬で症状だけ抑えてしまうと根本的な解決にならない場合があります。薬を止めたら、また同じ症状が出るみたいな感じです。

で、ここで二つ目の疑問「なんでそんな暮らしをしているのか」ってことにつながります。
こういった体から発せられるメッセージ。もっと言えば自然から発せられるメッセージを受け取ることで、日々の暮らしを元気に楽しく暮らしたいから、自然に沿った暮らしをしているんです。(^^)

足るを知る暮らしは、自分が大切にしたいことを思いっきり楽しむ暮らしです。
で、思いっきり楽しむためには、健康じゃなきゃいけません。

健康でいるためには、できるだけ不自然なものを暮らしからなくしていくことが大事だと、ぼくたち家族は考えているわけです。

はい。
ではちょっと長くなってきましたので今回はここまで!
自然に沿った暮らしについては、またどこかで詳しく書きたいと思います。
ではまた。(^^)

PS.
不自然なものとして、今回はわかりやすく薬のことを書きましたが、例えば「睡眠」もそうですよね。
人は元々昼行性の動物なんで、昼は活動して夜は寝るようにできています。これが自然です。

夜更かしをするってことも「不自然」なのかもしれません。
以前、睡眠についても3部構成で書いたことがあるので、興味のある人はご覧ください。

(しゅんすけ)