こんな話を知っていますか?
世界一幸福な国ブータンの幸福度について。
南アジアに位置する「ブータン」という国があります。この国は2013年に国連が発表した「世界幸福度ランキング」で8位になりました。
先進国が上位を占める中、発展途上国でありながらの8位は話題になり、「世界一幸せな国」として、一躍有名になりました。
その時、ブータンの国の人たちは、「雨風がしのげて、食べ物があって、家族がいるから幸せ」と語っていたそうです。
しかし、同じ調査をした2019年。
ブータンのランキングは95位にまで落ち込んでしまいました。
なぜでしょうか。
(本書まえがきより)
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この度ふたき草では、「暮らしのイライラをワクワクに変える足るを知る暮らし ~心の余白の作り方~」を出版いたしました!
日々の何気ない暮らしのことを発信し始めて4か月。
読者の皆様のおかげで、こんな本を出版するところまで来ることができました。
この場を借りて感謝をお伝えします。ありがとうございます。
本書は、タイトルにもある通り、足るを知る暮らしを実践するために最重要だと言っても過言ではない「心の余白」にフォーカスした内容となっています。
現代の多くの暮らしは「本末転倒」な状況にあると思います。
例えば便利だからと、時短のためにと購入する掃除機があったとします。
でも、その掃除機を買うためにはお金が必要です。
そして、そのお金を稼ぐためには、自分の時間を使って仕事をしなければいけません。
そうすると、結局自分の時間は増えたの?減ったの?と思うことがあります。
メキシコ人漁師とアメリカ人旅行者の話を知っているでしょうか。
かいつまんで話すと、とある田舎町に住んでいたメキシコ人漁師が漁をしていると、アメリカ人旅行者がやってきて聞いた。
「すごい魚だね。どのくらい漁をしていたの?」
「そんなに長い時間じゃないよ」
とメキシコ人漁師。
「じゃあ、余った時間は何をして過ごすの?」
とアメリカ人旅行者。
すると漁師は「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」と答えた。
アメリカ人旅行者は、漁師に対してもっと多くの時間を使って漁をするべきだとアドバイスした。
そして、漁獲量が増えたら事業を拡大して都会に引っ越して億万長者になるとまで言った。
「そこまで行くのにどのくらいかかるの?」
漁師は聞いた。
「20年から25年くらいだね」
「その後はどうなるの?」
すると旅行者はにやっと笑って、「そしたら引退して、日が高くなるまでゆっくり寝て、時々釣りでもして、戻ってきたら子どもと遊んで、奥さんとシエスタでもして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい?素晴らしいだろう?」
まさに、本末転倒な話だと思います。
なんのためにお金を稼ぐのかということ。つまりは自分が大切にしたいものは何かということが明確になっていないと、すでに手に入れている幸せに気がつかず、矛盾した暮らしをしてしまうこともあります。
ただ誤解しないでもらいたいのは、この話から、仕事を頑張るのをやめましょうとか、今の幸せで十分です。とか言いたいわけではありません。
「自分にとっての豊かさ」について考える必要はあると思っているということです。
本書では、そんな本末転倒な暮らしではなく、自分自身が大切にしたいことに意識を向ける「足るを知る暮らし」について書きました。
日常のモヤモヤ、イライラから解放されて、毎朝ワクワクした気持ちで目覚める。そんな暮らしをしたい人の助けになればという想いを詰め込みましたので、ぜひご覧ください。(^^)
ちなみに、今回は電子書籍という形での出版になりますので、どこでも気軽に読んでもらえると思います。
通勤中の電車の中とか、家事の合間とかに読んでもらえたら嬉しいです。
そして、今回は出版記念キャンペーンとして、以下の期間「無料」で読めるようにしました!
【無料期間】
1月20日(土)17:00~1月25日(木)16:59
この機会にぜひ、ご一読ください。
その後も「Kindle Unlimited」(月額料金で登録された書籍を好きなだけ読めるサービス)に登録している人なら0円で読むことも可能です。(定価300円)
あと、これは個人的なお願いですが・・・。
初めての出版なので「読んだ人の感想を聞きたいなー」という希望もあります。笑
無理のない範囲で構いませんので、レビューを投稿いただけると内心めっちゃ喜びます。笑
はい。
では電子書籍出版の話でした。
読んでみようという人から、ちょっと覗いてみようかなーという人まで、以下から読むことができるので、どうぞご覧ください。(^^)
kindleをお持ちではない人でも、スマホやタブレット、PCから読むことができます。
その場合はアプリが必要になるかと思うので、その点はご了承ください。
(しゅんすけ)