どうも。しゅんすけです。
突然ですが、あなたはベーゴマを回すことはできますか?
もしかしたら「ベーゴマ?黒ゴマの仲間?何それ美味しいの?」状態の人もいるかもしれませんね。笑
ベーゴマとは鋳物でできた日本発祥の独楽(コマ)のことで、昔ながらの遊び道具です。
最近は見かけることもまずありませんが、これがなかなか奥が深いんですよ―――。
今日はそんなベーゴマについてです。
一般的なコマとは違った魅力があるので、ぜひご覧ください。
ベーゴマ?全然できる気がしなかった26歳
はい。ということでベーゴマについてです。
まず、ベーゴマを語るにあたって、伝えておきたい事実がひとつあります。
何かというと、
「ベーゴマは回すのが難しい!」
ということです。
いやー。なかなかに難しいんですよ・・・。
子どもの頃もベーゴマの存在は知っていましたが、遊んだ記憶はほぼないです。
そんなベーゴマを強く意識するようになったのは大学生の頃。(馴れ初めみたいになってきました。)
当時、教育系の学びをしていた関係で、子どもの遊びについて調べていました。
その中で「昔遊び」について色々と研究していた際ベーゴマと出会ったわけです。
その時は、「へー。ベーゴマってこんな形してるんだ」くらいにしか思っていませんでしたが、一般的なコマを回すことができたぼくは、芯がないことに強い衝撃を覚えました。
「芯がないのに、どうやって回すの?」って感じでした。
で、時は少し流れ、26歳の時。
これまた青少年教育の関係で、ベーゴマに触れる機会があって、遂に自分でやってみることに。
ぼくの記憶では、これがベーゴマ初体験だったはずです。
結果は、
「全然できる気がしない」でした。笑
やり方を簡単に説明すると、ベーゴマに巻く紐に二つの結び目を作り、その結び目を上手いことコマの芯代わりにするんですが、これが全然できない。
上手く巻くことができれば、普通のコマと原理は一緒のはずなので、回せると思ったんですが、回る気がしない。
26歳にして大きな壁にぶつかりました。
ベーゴマを回せるという自信
で、そこは生まれながらの負けん気根性。
上手く回せないことがくやしくて、駄菓子屋的なお店でベーゴマを早速購入。
当時住んでいた東京の賃貸で猛練習です。
そのかいあって、数日後にはベーゴマを習得。
なんとか普通に回す分にはなんなくできるようになりました。
はい。
という、ベーゴマを回せるようになるまでの話でしたがいかがでしたでしょうか。笑
当時の悔しい気持ちが蘇って、まとまりのない話になってしまいましたが・・・。
まあ、そんなこんなでベーゴマを回せるようになったわけですが、この「ベーゴマを回せる」ってことは結構な自信になっています。
単純なことなんですけど、多くの人ができないことができる。という感覚があるだけで、根拠のない自信が湧いてくるんですよね。笑
できないことを喜ぶ
なので、ぼくはできないことに出会うと喜ぶようにしています。
「お、これできない。ということはできるようになったら面白いだろうな」って感じで。
それに、できないことがどうやったらできるようになるか考えながら実践すること自体が楽しいんですよね。
どんどん便利になる世の中においても、自分のできることを増やしていく。
むしろ大人になってからの方ができないことが増えたような気がしますね。どんどん知識が増えて、色んなことを知るたびに、知らないことがたくさんあって、できないことがたくさんあって。
本当に何も知らない状態だと「知らないことも知らない状態」なんで、自分が何ができるかなんてわかりません。
いわゆる「井の中の蛙」。
そんなカエルにならないように、井戸の中を飛び出していきたいと思います。
では、今日はこの辺で失礼します。(^^)
PS.
改めて見渡してみると、今のおもちゃって本当に便利になりましたね。「便利」って暮らしの中のイメージが強いですが、遊びにおいても同じことが言えます。
子ども達の遊びが便利になっていく・・・。
一言では片づけられない問題ですが、個人的な思いとしては、面倒くさいおもちゃも生き残ってほしいなと思った次第です。
(しゅんすけ)