微生物の飼育

自然・暮らし

どうも。しゅんすけです。
今回は我が家で飼っている微生物の紹介です。わかりにくい表現ですみません。つまり「コンポスト」のことです。我が家では生ごみをなくすために、段ボールコンポストをしていてます。でも、堆肥化を目指しすぎると「良い堆肥」にするためにプレッシャーを感じてしまうので、「微生物の飼育」くらいの心持ちで実践しています。毎日お世話をしていると、なんだか愛着も湧いてくるし楽しいですよ。本格的な冬に向けて、微生物たちの引越しをしたのでぜひご覧ください。最後にはとんでもない(個人的に)アクシデントもありましたので興味があればそちらも―――。

微生物の飼育をはじめたワケ

ぼくが微生物の飼育(コンポスト)を始めたきっかけは、『ゼロ・ウェイスト・ホーム』という本を読んだことです。

ベア・ジョンソンさんが書かれた本を、服部雄一郎さんが翻訳した本で、ゴミについて考え方が変わる本です。今思えば、この本がきっかけで暮らし方を本格的に見直し始めたかもしれません。

服部さんのブログもめちゃくちゃ面白いので、興味のある方はぜひ。

https://sustainably.jp/(サステイナブルに暮らしたい/服部雄一郎)

で、そんな影響を受けつつ始めたわけですが、生ゴミって、家庭から出るゴミの何%(重量)を占めるかご存じでしょうか。

なんと40%を占めるそうです!

これを聞いたときは驚きましたね。当然、家庭によって出る量は違うでしょうが、今まで何気なく出していたゴミの中に生ゴミがこんなに含まれていたなんて・・・。なんとかしなくては。

ということで始めたのが「微生物の飼育」です。

段ボールコンポストの実践

それで、始めるにあたって色々調べました。(微生物の飼育で検索すると関係ないものがヒットするので、ここではコンポストで調べました。笑)

調べてみると、各自治体でもゴミ問題には取り組んでいて、コンポスト購入に補助金を出していることも多いことを知ります。

でも、色々買うのもなー。といういつもの思考が働いて、、、見つけました。段ボールコンポスト。まあ、ちょっと探せば出てくる方法なんですが。

簡単なやり方は以下の通りです。

材料
・段ボール(ミカン箱サイズ) 1箱
・ガムテープ
・新聞紙 2日分
・麻ひも
・米ぬか 3kg
・腐葉土 5kg
・角材・レンガなど
・水 適量
・布(段ボールの口を覆えるもの) 1枚

作り方
・段ボールのふた部分を立ててガムテープでとめる 
・底に新聞紙を敷く
・腐葉土と米ぬかを5:3の割合で入れる
・水を入れて混ぜる(手で握って、指の間から出てこないくらいの硬さにする)
・角材やレンガの上にのせて、通気性をよくする
・布をかぶせて紐で結び、虫よけにする
・翌日には米ぬかが発酵し、温度が上がる

使い方
・コンポストに生ゴミと米ぬか(適量)を入れる
・全体を混ぜる
※こんな感じで毎日お世話する

しっかり育っていれば、手を入れた時にじんわり温かいです。場合によっては熱いくらい熱を持っている時もあって、毎日お世話していると「あれ?今日は元気ないなー」とか考えながら飼育出来て面白いですね。

2日くらい放置すると、冷たくなって心配になりますが、餌を与えるとまた元気に動き出します。
水分も大事で、乾燥していると発酵が進まないので、適度に水も与えながら地道に育てていきますよー。

引越し完了と思わぬアクシデント

そんな微生物たちにも、冬が迫ってきているのと、先日雨の中放置してしまったことによる段ボールの崩壊が重なったので、引越しを行いました。

新居を建てて(段ボール)、一斉にお引越しです。改めて中身を見てみると、分解の早いもの、遅いもの、色々あって面白いです。コンポストには入れちゃダメなんですが、プラスチックを分解するのには400~1000年かかると言われています。(微生物ではなく紫外線で劣化する)しかも、完全に分解することはできずに、マイクロプラスチックとして地球に残り続けます。これが今、世界で問題になってるやつです。いつか詳しく書きたいと思います。

まあ、そんな感じでフレッシュになった我が家の微生物たち。一仕事終えたぼくも一息ついて、書き物なんかしてたらある違和感に。

ない―――。結婚指輪どこ行った??

はい。やらかしました。

2度目の結婚指輪紛失です。
(過去にもなくしたことがあります。その時は無事に見つかりました。)

これは絶対にコンポストだと思い、2回も中身を全部出し探すも、、、ない。

他にも思い当たるところを探しまくりましたが全然出てこず。

半ばあきらめかけたその時、なんとコンポストとは全く関係ないパソコンケースの中から出てきました。笑

最後に全く関係ない話で失礼しました。みなさんも微生物の飼育にチャレンジする際は、指輪の紛失にお気をつけください。
ではまた。

(しゅんすけ)