竹バウムクーヘン ~あえて手間をかけること~

教育・子育て・遊び

どうも。しゅんすけです。
先日、家族で竹バウムクーヘンを作りました。(^^)

直径10cmくらいの竹を芯代わりに、生地を何層にもして焼き上げていきます。

アウトドアクッキングとしてはまあまあ上級者向けで、時間も手間も少しかかります。
でも、その分出来上がった時の達成感と甘ーい味は、それまでの手間を忘れさせてくれます。笑

今回は、そんな竹バウムクーヘンの作り方と魅力、あえて手間をかける体験活動について考えたことを書いていきます。

どうぞご覧ください。

竹バウムクーヘンの作り方

ではまず、竹バウムクーヘンの作り方です。
材料はシンプルで作り方も簡単なので誰にでも作ることができると思いますが、なかなか時間がかかります。
もしチャレンジしたいという人がいたら、その点だけは注意してから始めるといいかと思います!

材料
・ホットケーキミックス 400g
・牛乳 150ml
・卵 5個
・バター 200g
・砂糖 150g

作り方
・牛乳、砂糖、卵を混ぜる
・ホットケーキミックスと混ぜる
・事前に溶かしておいたバターを入れて混ぜる
・直径10cmくらいの竹に生地をつける
・炭の上で生地を焼く
・表面に少し焼き目がついたら、また生地をつけて焼く
・これを生地がなくなるまで繰り返す

※材料の分量は結構適当にやっています。笑
生地のゆるさを見ていくんですが、肌感覚としては生地をお玉から落とした時にリボン状になるくらいのゆるさが良いと思います。

こんな感じです。
最初の方は、結構生地を炭の上に落としてしまって無駄にしてしまうんですが、やりながら慣れてきて、途中からは一人でも上手に焼けるようになってきます。

慣れないうちは竹を二人で持ったり、生地を別の人にかけてもらったりするとスムーズに焼けると思います。(我が家の4歳の娘も一緒にできました。(^^))

上手に焼くコツは「生地をつけたあと、生地が垂れなくなるまで待つ」ことです。

これが意外と難しいです。笑
日常でも「待つ」ことが苦手は人は多いです。

現代では特に多いかもしれないですね・・・。
とある話では、人が集中できるのは9秒だとか・・・。

まあ、そんな中、生地が垂れなくなるまで待つということが重要なんです。
そうすることで、生地を薄く竹につけることができ、結果、落とすことなく上手に焼くことができるんですね。(^^)

興味のある人は、ぜひお試しください!

竹バウムのお味は?

そんなこんなで完成した竹バウムクーヘン。
そのお味は・・・?

「・・・!」

美味しい!

よくよく考えたら「焼きたてのバウムクーヘン」って食べる機会ないですよね。
これが結構美味しいんですよ。(^^)

しかも、野外で、自分たちの手で、皆で一緒に・・・。
これで不味いはずがないです。笑

お菓子好きの妻からもOKサインが出るほどには美味しかったです・・・。

ちなみに「竹バウム」と銘打っていますが、残念ながら竹の味はしません。
竹は芯として活用しているだけなので、味の方は普通のバウムクーヘンだと思ってください。

そんな自分たちで作ったバウムクーヘンを食べてみたい人は、ぜひチャレンジしてみてください!
(もし、やりたいけど自分たちだけでは・・・という人がいたら一緒にやりましょう!)

あえて手間をかける

はい。
ということで、竹バウムクーヘン作りの話でした。(^^)

家族で竹バウムクーヘンを焼くっていうのも、なかなかする機会がないと思いますが、時々こんな風にあえて手間をかけた体験をするのもいいもんです。

「手間」という漢字は手の間と書きます。
ぼくはこれを手と手の間に空間がある状態だと思っています。
つまり何も持っていない手のことです。

何も持っていないとは心に余白があって、忙しすぎない状態です。

忙しすぎて両手に大荷物を抱えた状態だと、手間をかけることはできないんです。
ゆっくり手間をかけることができるということは、それだけ心に余白がある状態なんだと思います。

そんな手間をかけることをあえてすると、色々な発見があります。

「あれ?うちの子こんなことできたっけ?」とか
「あれがないとできないと思っていたけどやってみたら、なくても大丈夫だった・・・」とかです。

そんな風に手間をあえてかける体験もいいもんです。(^^)

ぜひ、手間をかけて、心に余白のある暮らしを体験してみてください。

では、今回は以上です!

(しゅんすけ)