どうも。しゅんすけです。
先日、今年のいちじく栽培に向けて剪定作業をしてきました。(^^)
去年も何度かいちじくについてブログを書かせてもらいましたが、今年は一味違います。笑
普段から大変お世話になっているいちじく農家さんに4本のいちじくを預からせていただいて(?)一年間通してお世話をしていきたいと思っています。
去年は何かと理由をつけて、作業がなかなか進められなかったのが反省点です・・・。
1年間関わってきたことで見えてきたものもあるので、今回の剪定作業をスタート地点に楽しく栽培していきたいと思っています。(^^)
では、ご覧ください。
いちじくの剪定をやる理由は?
ということで、いちじくの剪定です。
いやーでも。
まさか自分がいちじくを栽培する日がくるなんて思わなかったですね。笑
1年前までは「次のうち、いちじくの木はどれでしょう?」なんてクイズを出されてもわからなかったでしょうし・・・。
(なんなら果実だって怪しかったです。笑)
それが今ではいちじくを栽培するなんて言ってるんですから、本当に人生何があるかわかりません。
だから面白いんですけど。(^^)
で、剪定作業です。
そもそも、素人は「なぜ剪定するのか」っていうことからわかっていないです。
色々教えてもらってわかってきたのは、
・剪定することで、栄養が分散するのを避けて、大きく美味しいいちじくを作る
・成長したあとの姿を想像して、日の当たりや他の果実の邪魔をしないかなどを考える
・収穫のことを考えて、成長した時収穫がしやすいような成長を促す
こんな感じでしょうか。
つまりは、人間の希望に沿った成長をいちじくができるようにサポートするってことですね。(^^)
かなりざっくりした理解ですが。笑
初めての剪定作業
ま、剪定する理由もわかったところで、実際の作業に入ります!
何をするかっていうと、剪定ばさみやのこぎりを使って、いちじくの枝を切り落としていく作業です。
気分は美容師。
「この辺はどうしますか?」
なんて心の中で聞きながら、どんどん剪定していきます。笑
当然いちじくの剪定作業は初めての体験だったわけですけど、そもそも剪定ってことをほとんどしたことがなかったですね。
植物を栽培していると思うんですが、剪定とか間引きとか、人間が手を加えて、ある意味植物を傷つける作業って難しいんです。
それが植物のためになるってわかってても、失敗したらどうしよう・・・なんて考えてしまうと勇気が持てない。
これってあるあるじゃないですか?(共感してくれる人いるかな?)
今回の剪定も、枝を切るわけじゃないですか?
「これ切って大丈夫?」ってめちゃくちゃ思います。笑
でも、実際には、植物って人間が思っているよりもたくましくて、切ったその場から枯れたりはしません。
むしろ、剪定した人が「こうやって育って欲しいな」と思った通りに、枝を伸ばしたり、実をつけたりするんです。
そう考えると、剪定っていうのは、いちじくとのコミュニケーションなんだなって思いました。
ぼく:
「こっちを伸ばしたいからあっちの枝を切る」
いちじく:
「あっちが切られたから、こっちを伸ばせばいいのね」
こんな風に、いちじくとコミュニケーションをとりながら、楽しく終えた剪定作業でした。(^^)
人間の都合と植物の都合を考えると
ということで剪定作業の一部をご紹介しました。
今年の秋には美味しいいちじくがとれたらいいですね。(^^)
そんな作業をしながら、自然と関わるってことは「人間も自然の一部なんだ」ってことを強く感じる体験だなと思いました。
剪定作業は、正直人間の都合です。
美味しい実を食べたいから剪定するわけです。
いちじく目線で考えれば、枝も好き勝手に伸ばしたいかもしれないし、本来は人間に食べられるために実をつけているわけでもないでしょう。
でも、人間だって自然の一部です。
いくら科学技術が発達したとしてもそれは変わることがありません。
だからこそ、何か自然に影響を与えると、巡り巡って自分たちも影響が出るんです。
その影響は大きなことかもしれないし、小さなことかもしれない。
目に見えることかもしれないし、気がつけないようなことかもしれない。
草刈りだって、剪定だって、農薬散布だって、気づいていないだけで、必ず何かに影響を与えています。
そのことを理解した上で、自然との関りを考えていきたいと思いました。(^^)
では、今回は以上です。
いちじく栽培については、ちょくちょく進捗報告をしていきますので
(しゅんすけ)