どうも。しゅんすけです。
先日、我が家の娘も4歳になりました。(^^)
振り返ってみれば、この1年間の成長は凄まじかった・・・。
いわゆる「イヤイヤ期」に突入したこともあり、本格的なバトルが繰り広げられるようになりました。笑
世間では「3歳児は道端の草にも嫌われる」なんて言い回しもありますが、「そりゃ嫌われるわ」って納得してしまうほどのやりたい放題で、こっちがまいってしまうこともありますよね。笑
今回は、そんなイヤイヤ期を掘り下げてみることで、足るを知る暮らしを考えてみたいと思います。
子どものわがまま
そもそも、子どものわがままってなんでしょうか。
「あれ食べたい」
「これ欲しい」
「今遊ぼう」
「まだ帰りたくない」
「片付けしたくない」
挙げればきりがないほど、出てきそうですが、これら全部が「わがまま」かと言ったら、微妙なところがあると思います。
だって、大人だって、今挙げたようなこと毎日思って暮らしているけど、自分のことわがままだと思ってない場合もありますよね。
「あれ食べたい」なんて感情。
よくよく考えたら、めちゃくちゃ普通の感情ですし。
つまり、子どものわがままって、「~したい」って感じる心ではなくて、それらを時と場所を考えずに爆発させる「経験不足」なだけだと考えます。
まあ、更にイヤイヤ期の子どもは、もはや全てに「NO」を突き付けてくる、「ただ親の言ったことがしたくない場合」もありますが・・・。笑
でも、これだって子どもが自我を持ち、自分の考えで行動できるようになるための過程ですし、そう考えれば子どものわがままだって、可愛く見える「時」もあります。笑
自主性のある人に育って欲しいという願い
で、親の願いとしては、子どもには将来「自主性のある人に育って欲しい」という思いがあります。間違っても、大人になってから「お父さん、今日私が食べたいものは何?」とか聞いてこないで欲しいわけです。笑(極端ですが)
そんな自主性のある人に育って欲しいという願いを成就させるために、日々のイヤイヤ期と向き合うわけですが、時々「わがままと自主性の境目ってどこ?」と感じる時があります。
これはわがままなのか、それとも自主性なのか・・・。
正直言って、この境界線は非常に曖昧で、明確に線を引くことはできないと思います。
でも、その中でも気をつけているのは「親の都合になっていないか」ということ。
どういうことかというと、公園で遊んでいた娘に対して「もう帰るよ」と声掛けした時「まだ遊びたい!」と言ってきたとします。
そんな時、もう帰りたい親と、まだ遊びたい子どもの関係性は対等です。
決して親の意見が正しくて子ども意見が間違っているわけではありません。
だから、なかなか聞き分けのない娘に向かって「わがまま言わないで帰るよ!」とは言いません。
なんなら、子ども目線で考えれば、「お父さんが帰りたいってわがまま言って困る」と思っているかもしれませんしね。笑(実際そういうこともあると思います。)
ふたき草では「人生に夢中になる人を育てる」というミッションがあります。
これは「自分の頭で考えることができる人」でもあります。
我が子にもそんな人に育ってほしくて、日々の暮らしのわがままと向き合うことにしています。(^^)
親の「なぜなぜ」攻撃で対処
はい。ということで、イヤイヤ期のわがままについて書いてみました。
最後に、ぼくが実践している、そんなわがままへの対処法をひとつご紹介します。
それは
「なぜなぜ攻撃」です。
何かと言うと、子どもが「あれしたい」「これじゃきゃダメ!」と癇癪を起した時に、「なんで?」と聞きまくる方法です。
例えば、朝ごはんの準備をした後、「この箸はいやだ!」と娘が言ったとしましょう。
その時、「わがまま言わずに食べなさい!」というのは簡単です。
でも、少しだけ気持ちを落ち着かせて、「なんでこの箸が嫌なの?」と聞いてみます。
すると、泣きながら「だって・・・別の箸が好きだから」と理由を言ってくれます。(考えながら話している感もありますが。笑)
でさらに攻撃を続けます。
父
「なるほど。じゃあ別の箸ってどの箸?」
娘
「これ!」
父
「これのどこがいいの?」
娘
「ピンクの色が付いているとこ!」
父
「なるほど。なるほど。じゃあ、それで食べよっか!」
こんなに上手くいくわけないとお思いでしょうか。笑
そうですね。毎度毎度こんなに上手くはいきません・・・。
でも、このなぜなぜ攻撃をしかけると、「子どもの心を落ち着かせやすい」「親の心も落ち着く」「考える機会を与えることができる」などの好循環が生まれます。
例え、上手くいかなかったとしても。子どもが自分の気持ちと向き合う機会を作ることができるので、個人的に気に入ってる対処法です。
(あ、今余裕のある父親になれてるっていう優越感も味わえます。笑)
あと、子どもに考える機会を与えると、「あ、この箸でもいいや」ってなることがあるから面白いです。
イヤイヤ期の子どもは条件反射的に「イヤ!」って言ってることが多いので、自分でもなんでいやかわかってないんですよね。
だから、ちょっときっかけを与えてあげるだけで、自分で気がつくこともできる。
「これでもいいや」って。
そんな風に、自分のやりたいことや大切にしたいことを見つけていくんだろうなーと考えています。(^^)
ということで今回は「イヤイヤ期を掘り下げる」でした。
ではまた!
PS.
ちなみに「なぜなぜ攻撃」は何かを参考にして実践しているわけではないので、効果の程は各々でお確かめください。笑
(しゅんすけ)