どうも。しゅんすけです。
今回は「足るを知る子育て」シリーズ(勝手にシリーズ化)で、「子どもの嘘」について書いていきたいと思います。
そもそもですが、子どもって嘘つきますよね?
いやいや大人だって嘘つきますよね?笑
子どもの頃「噓つきは泥棒のはじまり」なんて言われましたが、あれって今の子どもにも言ってるんでしょうか?(我が家では言ってないなー)
はい。ということで、今回は子どもの嘘についてと、ふたき草流の対処法についてお話していきます。(^^)
子どもが嘘をつくとき
では、早速ですが質問です。
「子どもが嘘をつくとき」ってどんな時でしょうか?
失敗をして、ばれそうになった時?
自分の思い通りに事を運ぶための戦略?
直感的に「怒られる!」と思った時?
まあ、全部当てはまるんじゃないでしょうか。(^^)
子どもってわかってないようで、なんでもわかってるんで、大人の心を読んで、自分の都合に合わせた嘘をつきます。
例えば、お菓子が食べたいんだけど、お菓子は一日一個というルールがある。
でも、目の前のお菓子を食べたい。
父親に「今日のお菓子は食べたの?」と聞かれて
「・・・まだ食べてない」。
みたいな感じです。
賢いんだか、賢くないんだか。笑
でも、こういったやりとりも徐々に変化してきて、すぐにばれる嘘は次第につかなくなり、言い訳してみたり、子どもなりに論破しようとしてきたりします。
つまり、子どももその子なりに、自分の思いを実現させるための手段として、嘘をついているように考えています。
真実と事実の違い
では、子どもが嘘をついた時はどうやって対処すればいいんでしょうか。
親としては、めちゃくちゃ嘘をつく人にはなって欲しくないなという想いはありつつも、頭ごなしに怒ることもしたくないというジレンマがあります。
これは「真実と事実の違い」について理解することで、乗り切れる場合があります。
どういうことかというと。
以前とある漫画で、こんな話がありました。
「真実と事実は別物。事実はそこで起きた事象そのもの。誰にも変えることができない。でも真実はそこにそれぞれの感情や考え方がのっかるので、人の数だけある」。
そんな話です。
具体的に言うと、テーブルからコップが落ちて割れたというのは事実です。
一方、A君のコップをBちゃんが不注意で割ったというのは真実です。
しかも、A君の真実です。
更に一方、A君のコップがテーブルの縁に置いてあって、今にも落ちそうだった。案の状少し触ったら落ちてしまって割れたというのも真実です。
これはBちゃんの真実です。
この二つには大きな違いがありますよね。
でも、どちらも嘘をついているわけではなく、自分の中の真実を言っているだけです。
こんな風に真実っていうのは、人それぞれ、その時の状況によっても形を変えるわけです。
なので、話を子どもの嘘に戻すと、子どもが嘘をついたときは、嘘ではなく、子どもなりの真実を語ってないか考えてみることが大切です。
なんなら、自分の真実も疑う余裕があるといいですね。
大人だって真実を持ってますから。
はたしてその考えは「真実」なのか「事実」なのかです。
どこかの名探偵に怒られそうですが、真実はいつも一つではないです。笑
事実は一つだと思いますが―――。
子どもの嘘につきあう心の余白を持ちたい
はい。ということで、今回は子どもの嘘との付き合い方についてでした。
付き合い方って言うか、子どもの嘘って本当に嘘かどうか考えてみると面白いですよ。(^^)って話ですかね。
でも、日々目まぐるしく過ぎていく毎日の中で、子どもの嘘に一つひとつ対処している暇はない。
ホント。その通りです。
朝出発時間が迫ってきている中、子どもが真実を言っているのか、嘘をついているのか。そんなことを考える余裕なんて持てないという人が多いのは事実。(もしくは真実)
そんな中、やっぱり大切になるのは「心の余白」なんだと思います。
足るを知る子育て、足るを知る暮らしでは、この「心の余白」を大切にしています。
今までのブログでも何度かお伝えしていると思いますが、この余白が確保できているかどうか。
それだけで大きな違いがあります。
我が家ではこれからも、心の余白がある暮らしを実践し、子どもの嘘にも適度に付き合っていきたいと思います。(^^)
では、今回は以上です。
PS.
最後にお伝えした「心の余白」の話なんかも、「足るを知る暮らし実践メルマガ講座」でもうちょっと詳しく話しているので、興味のある人はこちらもご覧ください。(^^)
(しゅんすけ)