ゆったりと楽しむ「秋のアウトドア」

教育・子育て・遊び

どうも。しゅんすけです。
2023年10月28日(土)に、奈曽の白滝公園 BBQハウスで「にかほ★JOY」という交流イベントの講師をしてきました。先日紹介した竹筒ごはんと、火おこし体験をメインに24名(大人16人、小中学生6人、未就学児2人)の参加者にアウトドアを体験してもらうイベントです。
当日は雨予報だったにも関わらず、雨に打たれることもなく、なんなら暑くもなく、寒くもなく、ベストコンディションの中開催することができました!(ぼく以外の、誰かの日頃の行いがいいんでしょう。笑)
今日は簡単に当日の様子を報告するので、どうぞご覧ください。(^^)

竹飯盒作り体験

まずは、先日もブログで紹介した竹筒ごはんです。参加者には飯盒作りをメインでやってもらいました。のこぎりを使うなんてことも、普段はまずないでしょうから、そこから非日常ですね。笑

竹筒ごはんの詳しい作り方はこちらの記事からご確認ください。



とはいうものの、みなさん上手に道具を使っている様子が印象的でした。家族で参加してくれた人たちは、家族で協力しながら竹を切ったり、割ったり―――。
我が家もそうですけど、意外と家族で共同作業する機会ってないんで、見ててほほえましい光景でした。(そもそも一つのものを何人かで同時に作ることって、あんまりすることないかもしれませんね)



竹飯盒に関わらず、調理道具を自作するって体験はなかなかできることではありません。美味しいご飯を食べるために、みなさんせっせと作業してくれました。



そんなこんなで竹飯盒はあっという間に完成!
水とお米を入れて炊飯の準備は万端です。

メタルマッチで火おこし体験

お次はメタルマッチを使った「火おこし体験」です。
メタルマッチとは、マグネシウムの棒を金属のプレートで擦ることで火花を散らす、いわば「現代版火打石」のこと。

ぼくがこの道具と出会ったのは8年くらい前。上手に使えば、線香花火くらい火花が散るので、大人ながらに興奮したのを覚えています。コツをつかめば誰でも簡単に、楽しく火おこしができる優れモノのです。(^^)

今回は、麻ひもへの着火にチャレンジです。ふわふわにほぐした麻ひもに、メタルマッチでおこした火花をあてることで麻ひもに火をつけます。

大人なら数回やってコツをつかみますが、子どもたちは、なかなか苦戦していました・・・。
でも、今回ぼくのメタルマッチ指導における、最年少記録を塗り替えてくれた子がいました!

今までの最年少記録は5歳だったんですが、今回成功させた子は4歳!
いやー。すごい。4歳でもこれできるんだ。学びになりました。

ある女の子は「火はつけたいけど、火が怖い」というジレンマの中大号泣―――。
それでもメタルマッチを手放すことはなく、周囲のサポートを受けながら最後の最後に着火に成功していました。(最後は周りの大人が騒ぎすぎて、また号泣。笑)

お母さんも「最後までやると思わなかった」と嬉しいことを言ってくれました。

そんな体験ができるのも、野外の魅力ですね。

アウトドア初心者は「秋」に外遊びしよう!

はい。そんな感じで、無事に竹飯盒作りと火おこし体験を終了し、そのあとは、ゆったりとした雰囲気の中、スタッフが準備した豚汁と一緒にランチタイム。

子どもも大人も交流できる楽しいイベントとなりました。

今回実施した竹筒ごはんを自分たちでやってみようとすると、竹を準備するのが大変かもしれませんね。でも、全国的に放置竹林は問題となっているので、どこかに竹を譲ってくれる人はいるはずですが・・・。
もし、見つからなければ、今はネットで竹が買える時代です。探してみるのもいいかもしれません。

最初に言いましたが、当日は天気に恵まれ、最高のコンディションの中実施することができました。でも、天気に関わらず、秋はアウトドアにうってつけの季節です。

まずは気温。暑すぎると熱中症のリスクが高まりますし、寒すぎるとそもそも楽しめないなんてことも。その点秋は、なにをするにもいい季節です。紅葉なんか見ながら外に出るだけでも心がすっきりしますよね。

そして重要なのが虫。笑
やっぱりアウトドアに慣れていない人にとって虫は「強敵」ですよね。
個人的には虫のことは嫌いじゃないし、嫌ってほしくないと思っていますが、苦手な人に強要することはできないので、そんな場合は季節で解決しましょう。

秋は比較的虫が少なくなってくるので「虫がどうしてもダメなんです」という人は秋にアウトドアを!

最後になりますが、こんな素敵なイベントに呼んでくれた移住リエゾンの方々、参加してくれたみなさん、薪やお味噌、お米を提供してくれたみなさん、楽しい雰囲気を作ってくれた自然(日頃の行いがいい誰か)に感謝して締めたいと思います。ありがとうございました。

ではまた。

PS.
日本人がよくいう、晴れ男とか雨女っていう表現あるじゃないですか。あれって日本人特有の感覚らしいですね。以前外国の人と話していたら、「天気が人についてくるわけないじゃないか!日本人は本当に面白いなー!笑」って言われました。

言われてみれば確かにそうか・・・。
ちなみにぼくは「自称雨男」妻は「自称晴れ女」です。笑

(しゅんすけ)